湘南暮らしのエトセトラ

不動産屋が教える中古物件をリフォームして暮らすメリット・デメリット

中古物件を購入しよう


マイホームを探すとき、よく問題となるのが土地と予算です。海が見える風光明媚な土地や、学校や公共施設が近い土地は人気ですでに家が建っています。いい土地には先に家があるうえ高額となると、予算内で希望の家が建てるのは難しいかもしれません。そんなお悩みを一挙に解決してくれるのが中古物件のリフォームです。中古物件をリフォームして住むメリットを紹介します。

リフォームとは

リフォームとは、住宅を改築、修繕することを言います。日本語で簡単に言うと「作り直し」ですが、リフォームの範囲は幅広く一言では説明ができません。例えば雨漏りの修繕やクロスの張り替えもリフォームですし、キッチンやバスルームの設備を取り換えることもリフォームです。中には補強工事をして耐震性を上げたり、手すりやエレベーターを設置してバリアフリー対応にしたりというリフォームもあります。

日本には今まで建てられた数多くの住宅があります。簡単に新築を建て直すのではなく、リフォームして住む人に合わせていくことも環境にも優しく、しかも手軽に戸建てに住むことができるようになる手段として注目を集めています。

中古物件をリフォームして暮らすメリット

それでは、中古物件をリフォームして暮らすメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

新築物件を購入するより安くリフォームできる

まず住宅取得費用のコストカットがあります。一般的に同じ条件の物件でも新築に比べて中古物件は3~4割程度安いと言われています。例えば3000万円の家であれば1800万円前後になるということです。これにリフォーム費用をプラスしたとしても、数百万は安くマイホームを手に入れることができます。

比較的立地条件の良い場所に住むことができる

中古物件だと新築と比べて選択肢が狭くなるように感じるかもしれませんが、それは間違いです。駅近くや景色がいい場所などは競うように住宅が建てられます。新しく家を建てるとすると競争の後に残った土地になってしまうことが多いでしょう。湘南のような人気エリアの中古物件なら戸数も多く、希望の立地の物件も見つけやすくなります。実際に物件を下見して希望の物件を探してもいいでしょう。

気に入らないところだけを部分リフォームできる

立地面で希望の物件を探して、気になる部分はリフォームするという手法もおすすめです。人によってマイホームでこだわりたいところは違います。ガレージを工夫したい、キッチンは最新設備にしたいなど中古物件であれば自分が必要だと思うところにだけお金をかけることができます。リフォームによって間取りを変えたり、家事動線を整えたりと家族と暮らしに合わせてマイホームをアレンジすることができるのは大きなメリットでしょう。

減税や補助金制度を利用できる

中古物件のリフォームは政府も後押ししています。例えばリフォーム減税はリフォーム工事をおこなうと所得税の控除や固定資産税の控除を受けられる制度。さらに住宅リフォームをおこなったときに経費の一部が助成される住宅リフォーム助成制度もあります。国や地方自治体の優遇制度は有効期限や使うことができる条件が決まっています。せっかくのリフォームなのに制度を使えなかった、なんてことがないように必ず最新の制度を調べましょう。

中古物件を購入してリフォームをするデメリットはある?

メリットがたくさんある中古物件のリフォームですが、デメリットもないわけではありません。資金面で問題となるのが住宅ローンです。住宅ローンの審査によってはリフォーム予定の中古物件に対しては不利になることがあります。中古物件とリフォーム代金を足した金額をローンで借りようとしたが、リフォーム代金分は借りられなかったというケースも珍しくありません。新築住宅と中古物件では担保にしたときの評価も違うため、住宅ローンを組めるかどうかあらかじめ確かめておいたほうが安心です。住宅ローンだけで費用をまかなえないときはリフォームローンを組み合わせる方法も検討しましょう。

思うようなリフォームができない可能性があるということもデメリットになります。もともと人が住んでいたのですから、経年劣化は避けられません。気になる部分はリフォームしても、リフォームができない部分やくたびれた部分が残ることもあるでしょう。中古物件を選ぶときは、遠慮せず細かい部分まで入念にチェックしてください。蛇口やガスコンロ、家の傾きなどは購入してから気付くこともあります。思わぬ出費で後悔することがないように注意しましょう。

中古物件をリフォームするときの流れ

1.リフォームしたい場所の選定および予算を決める

気に入った中古物件を購入すると、いよいよリフォームです。はじめにリフォームしたい場所やかけられる費用を決めます。この時点ではまだまだ概算で十分です。

2.リフォーム業者の選定

リフォームを依頼する業者を探します。業者を選ぶときは見積書や提案書をもらってから、どこに依頼するか決めてください。

3.リフォーム工事の請負契約を結ぶ

業者が決定次第、請負契約を結びましょう。その際、契約内容は改めてよく確認してください。

4.施工

リフォーム工事の請負契約を結ぶと、施工が始まります。

5.受け渡し

最後に工事の完成を確認して受け渡しが完了します。中古物件は新築のようにすべてを決める楽しみはありませんが、こだわりたい部分に絞って自由にアレンジする楽しみがあります。導入する設備やデザインなどを家族と相談しながら決めましょう。

中古物件のリフォームは数多くのメリットがあります。新築に絞って家を探しているという人も視野を広げてみてはいかがでしょうか。もしかすると掘り出し物件との運命の出会いがあなたを待っているかもしれません。

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