
        2025.10.26
        
                  
                            
                                                                      
      
      
          読書が習慣になりつつあります。最近読んでおすすめしたいと思った1冊をご紹介します。“私が間違っているかもしれない”タイトルから印象的なこのエッセイは、エコノミストから森林派の僧侶の道に進んだ著者の半生が綴られています。
忙しい日常を送っていると、ふとした時に余裕がなくなったり、怒りっぽくなってしまう瞬間がありますよね。そういう時に人に当たってしまうのは罪悪感でモヤモヤするし、そもそも苛立ちが募っている時は、幸せではない心境だと思います。この本はアンガーマネージメントにも通ずる、心穏やかに過ごすための知恵が詰まった1冊です。
知識や経験を重ねていくと、自然と自分の考えが正しいと決めつけてしまうことが多くなります。そんな時ほど、自分自身に問いかけ、立ち止まる余裕が必要だと気付かされました。決めつけや否定・反論をする前に、一旦受け止める姿勢を整えることで、物事の見方が深まり、自分の成長にもつながるように思います。“わたしが間違っているかもしれない”という謙虚さをお守りにして、気持ちに余裕のある年の重ね方をしていきたいと思いました。他にも素敵だなと感じる物事の考え方が紹介されているのでご興味あれば読んでみてください。
Lab 中井        
                            






