マイホームの資金計画を立てるとき、必ず聞くのが「ペアローン」「連帯債務」「連帯保証」という3つの住宅ローン方式。
似ているようでリスクも手続きも大きく異なります。本記事では現役住宅ローンアドバイザーが、特徴・メリット/デメリット・おすすめケースを一気に整理。
10年後・20年後の家計まで見据えた選択をサポートします。

☆まず押さえるべき“3つの視点”
・契約主体:ローンを何本組み、誰が主債務者か
・税制優遇:住宅ローン控除の枠が何人分取れるか
・リスク分担:返済不能時に誰がどこまで責任を負うか
◎ペアローン◎
仕組み:夫婦が各自で単独ローンを組み同じ物件に充当
メリット
・控除枠が2倍
・団信が2本=どちらかが万一でも残債ゼロ
デメリット
・手数料・手続きが2契約分
・将来の借り換えは「2本同時審査」が必要
◎連帯債務◎
仕組み:1本のローンを共同で借入、全額に対し双方が責任
メリット
・契約は1本で簡潔
・控除は2人分取れる
デメリット
・団信は主債務者のみが基本
・離婚・相続時の名義整理が複雑
◎連帯保証◎
仕組み:主債務者1名+保証人(収入合算可)
メリット
・手続き最小、団信も1本でOK
・年収が片方に偏っていても借入額を伸ばしやすい
デメリット
・保証人には控除枠なし
・主債務者が返済不能になると全額返済義務がのしかかる
【ライフプラン例】
◎共働きで今後も収入バランスが安定→ペアローン→控除2枠+団信2本でメリット最大
◎共働きだが手続きを簡潔にしたい→連帯債務→契約1本で事務負担を削減、控除も2人分
◎主たる収入源が片方に集中→連帯保証 (または単独ローン) →審査を収入の多い側に集中、控除も1枠で十分
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住宅ローンは“組む瞬間”より“続ける期間”のほうが長いもの。
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スタッフプロフィール

次長早坂 瑞希
生まれも育ちも湘南エリア。
現在は夫と2人の子供と茅ヶ崎市内で暮らしております。
地元民としての目線ももちろんですが、母としての目線でもお客様にご提案させていただきます。
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