茅ヶ崎本店の湯澤です。
住宅ローンをご利用される場合、先ずはローンの事前審査を行う事(一般的には)となりますが、この審査ではお申込みをされる方の「個人信用情報」を開示し、ローンヒストリーを確認されます。
ここでヒストリーに問題がなければ、次にご年収に対しお借入希望額の比率の計算を行います。
どの金融機関にも「審査金利」と言って、審査を行う際に扱う金利がございます。
そしてその審査金利を基にお借入額がご年収の30~40%(金融機関よる)であるかを確認します。
結果、特に問題がなければ、事前審査にて「承認」を得れる事となります。

そして、事前審査がクリア出来れば次は良い物件を見つけ「ご契約」に進みます。
ご契約を締結しますと、ローン本審査の内定を取得する期日が設けられます。
よって、ご契約後は本内定の取得期日までに本審査の「承認」を得る必要があります。
そして本審査を行う際には今回のブログタイトルにある「団体信用生命保険」のご加入が必要となります。

基本的に住宅ローンをご利用される際は「団体信用生命保険」(以下、団信)の加入が必須(一部ローンを除く)となります。
ですので、審査では承認を得ても団信の審査でOUTとなると残念ながらお借入する事自体が出来ません。
OUTとなってしまうのは、何か持病があったり、健康状態等によってです。
団信は一般団信と言って、死亡または所定の高度障害状態に該当した場合や余命6カ月と判断された場合、住宅ローンの残高が0円となる保険です。※金融機関による
一般団信にご加入の場合、お借入金利を上乗せされる事はありません。例えば0.75%で審査承認を得たのであれば、一般団信保険料も含め0.75%でのお借入となります。
そして団信には様々な種類の保険があり、金利を0.1~0.4%程度上乗せすることとなりますが疾病付保険やがん特約等の保険を付保する事も可能です。
こちらの場合でも所定の状態に該当した場合、住宅ローンの残高は最大0円になったりします。
昨今では利上げも御座いましたので、これからは目先の金利だけではなく、団信の内容にも目を向け少し拘ってみるのも良いと思います。
〇一般団信加入で金利0.75%で6000万円を35年間お借入した場合・・・月々162,470円
〇疾病保険に入って金利0.75%から0.2%上乗せされ0.95%となった場合・・・月々167,976円
※変動金利の場合、金利変更あった場合、月々返済額も変動します。
その差は月々5,506円です。この金額で万が一の際、住宅ローンの残高が最大0円となるのであれば、この金額を安い保険料と考える事ができ且つ安心だと思えたのであれば疾病付の団信加入を強くお勧め致します。
本日のおさらい
住宅ローンのお借入をする際はローンヒストリーも大事だが、健康状態も大事なのです。
それと、一般団信ではなく疾病付団信に加入出来るのであれば疾病付をお勧めしますと言うお話しです。
※団信で条件を満たすルールは各金融機関によって厳しかったり、易しかったりします。
弊社では各金融機関のお取り扱いが御座いますので詳しくはスタッフまでお尋ねくださいませ。
ご相談はフォーシーズンズランドまでお気軽に!
茅ヶ崎店 ゆざわ
スタッフプロフィール

執行役本店店長湯澤 淳二
出身は東京となりますが、湘南エリアに移住して早22年が経ちます。湘南エリアには精通しておりますので、私であれば不動産と住環境の両面からお手伝いが可能です。プロとしては勿論ですが、二児のパパとしてパパ目線でのお手伝いもお任せください。
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