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経理 竹内 小峰

火災保険のお話

竹内 小峰

2021.04.03

春がやってきたと思ったら、すでに初夏のような陽気に!
私が子供の頃は4月でもまだ寒い日が続いてましたが
昔とは明らかに気候が変わってきていますね。

1週間ほど前に火災保険期間が短縮されるかも!の記事が掲載されてました。
内容は、最長期間が現在の10年から5年になるということです。
早ければ2022年の来年から変わる可能性があります。
なぜこのような短期間の保険に変わっていくのでしょうか?
それは、近年日本の気候が変わり水害が増えたり台風被害、雪災などの
自然災害が増加したことが原因とされてます。
自然災害の増加にともない保険会社の収支が減り、収支が減り続けると補償が出来なくなります。
そのため短期間に設定をして保険料の改定を反映されるようにするためだと言われてます。
※長期間で加入されてる場合は、最初に保険料を一括払いしていれば満期が来るまでは
途中で保険内容の改定があったとしても加入時の補償内容で補償され
保険料も追加で支払う必要はないのです。

5年に短縮されるとメリットもあればデメリットがあります。
メリット
・保険の見直しがしやすくなる
(長期間の加入だと自分がどのような保険に入っているか忘れてる場合が多いです。
 例えば、水災加入しているか?家財加入しているか?などなど)
デメリット
・保険料総支払額が高くなる
(長期間加入で一括払いの場合は保険料が割安に設定されてますが短期だと割安にならなくなる)

最長5年になった場合、保険料は上がりますが少しでも安くする方法もあります。
・保険料の一括払い(年払いより一括払いの方が割安になり途中で保険料が値上がりしても追加徴収はない)
・補償内容をカスタマイズ(補償内容を充実すると当たり前ですが保険料も高くなります。住環境などを考慮しながら必要な補償を選択)
・補償の免責設定(免責を0円から1万円、3万円などで設定することにより保険料が変わります。自己負担がどのくらいの額までなら可能なのか考えてみましょう)

火災保険は昔と比べると短期間で保険料も値上がりしてるので
最近では保険料が高いから更新しない!という方も増加してます。
近年の自然災害の被害をみると火災保険は必ず加入していた方が安心です。
例えば、台風が上陸しても大きな被害を受けなかったから火災保険の解約や更新しなかった。
しかし1年後に雨漏りなどをしても何も補償を受けられず全て自己負担!となります。
屋根の被害は見えない部分なので分かりづらいのです。
1年前の台風で屋根に損傷を受けても気付かないまま1年、2年後の大雨で雨漏りして気付くことも
あります。
雨漏りの改修工事費用が100万円前後掛かる場合もございますので、この額を自己負担となると
家計にも大きな負担となります。
保険料は目先で見ると高いかもしれませんが、何かあった場合は保険料より被害額の方が高い場合が
ございます。
もう少ししたら梅雨に入り台風の季節がやってきます。
ご自身のライフスタイルに合わせて保険に加入することをお勧めします。

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