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藤沢店売買営業部 金丸 知史

藤沢市の全ての土地を購入したら、いくらかかる?【用途地域ごとに試算】

金丸 知史

2025.07.06

こんにちは!!
営業の金丸です。
暑い日が続いていますね、疲れ果てた休日に涼しい家の中で色々と調べながら考察してみました。

「藤沢市まるごと買ったらいくら?」
そんな非現実的だけど面白いテーマで、実際の地価や用途地域のデータをもとに、藤沢市全体の土地価格を試算してみました。

不動産好き・地元愛が強い方はぜひ楽しんで読んでみてください!

藤沢市の基本データ
まずは藤沢市の広さから確認してみましょう。

総面積:約69.56km²(=69,560,000m²)

主なエリア:藤沢駅、辻堂、湘南台、江の島など

人口:約44万人(2025年現在)

神奈川県内でも海・自然・都心アクセスを兼ね備えた人気エリアです。

平均地価から概算してみたら…?
2025年の公示地価によると、藤沢市の地価平均は約244,742円/m²。
これを単純に市全域の面積にかけると…

69,560,000m² × 244,742円 = 約17兆円

うっすら「兆」の世界が見えてきましたね。

でも、土地の価値はエリアや用途によって大きく異なります。そこで今回は、用途地域別に面積と平均価格を反映して、より現実味ある試算をしてみました。

用途地域ごとに見る藤沢市の地価と面積比
藤沢市の用途地域の構成(市街化区域約4,754ha分)から、以下のように分類します:

用途地域 割合(市街化区域における)
各種住宅地(第1・第2低中高含め) 約49.8%
工業系地域 約16.2%(準工業・工業など)
商業系・その他 約30.0%

それぞれに平均地価をあてはめて、土地全体(69.56km²)に当てはめてみましょう。

用途別での積算試算
① 住宅地
面積:約34,634,880m²

地価平均:約218,421円/m²

合計:約7.56兆円

② 工業地(準工業・工業・工専)
面積:約11,271,720m²

地価平均:約104,750円/m²

合計:約1.18兆円

③ 商業系(近隣商業、準住居など含む)
面積:約20,868,000m²

地価平均:約477,352円/m²

合計:約9.96兆円

合計すると…
用途地域別に積算すると、藤沢市全域を買うのにかかる金額は…

約18.7兆円(≒19兆円)
想像以上に大きな金額です。藤沢市の魅力や発展の背景を考えると納得の数字かもしれませんね。

注意点!!
面積割合は市街化区域ベースのデータを全体面積に当てはめた「ざっくり試算」です。

各用途の地価も「平均値」なので、駅前と郊外では実際は数倍の差があります。

市街化調整区域は面倒なので入れませんでした。。。笑

購入可能かどうかはさておき、「地価資産としての藤沢市の規模感」を掴む参考にしてください!

まとめ
藤沢市の全土地を買うにはおよそ19兆円かかる、という夢のある(でも現実の地価データを使った)試算でした。

因みにアメリカのイーロン・マスク氏の総資産が日本円でおよそ51兆円(米誌フォーブス2025年)。
51兆÷19兆=約2.6
イーロン・マスク氏は藤沢市を2.6個買える計算ですね。。。笑

用途地域ごとの地価差が大きく、都市の構成バランスによって価格に影響することもよくわかります。
将来の街づくりや不動産投資を考える上でも、こういったマクロ視点もたまには面白いかもしれません。

湘南・藤沢に興味のある方へ
不動産の売買や移住を検討中の方も、藤沢の地価やエリアごとの特徴を知っておくと有利です。地元の不動産会社として、最新の情報提供やご相談も承っています。お気軽にご連絡ください!

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